おはようございます☻

今日はなぜ食育を大切にしていきたいのか、伝えていきたいのかについてここに書いていこうと思います。

 

食育については大学の時から授業で話もあったのでなんとなく大切なことなんだろうなとは思っていました。

保育園で管理栄養士として働き始めた時に食育について自分なりに本を読んだりして勉強してみました。

最初は食育って難しいものなんだろうなと思っていたのですが

いろいろ調べてみるとすぐできそうなこともたくさんありました。

保育園でもこんなことできるかもしれないなと思い挑戦してみたことがあります。

 

それは給食の味見当番!

給食室に味見当番の子がきて、給食の味見をしてもらいます。

今日の献立も伝えて、自分のお部屋に帰ってからみんなに今日の献立を発表してもらいます。

その時にプランター栽培や保育園が農園を持っていたのでその野菜を使っていたら

「今日のスープの人参は農園の人参だよ」

「この炒め物のピーマンはみんなが朝採ったピーマンだよ」

「今日のお味噌汁のお味噌はみんなで作ったお味噌だよ」

と伝えて、クラスのみんなにも伝えてもらいます。

 

給食の味見はスープやお味噌汁の具を入れずスープだけを味見したり

普段は食べないアレルギー食との食べ比べをしてもらいました。

どんなにおいがするかな?

どんな味かな?

何が入っているかな?

 

最初はただ食べていただけの子どもたちも2~3ヶ月経つと

「今日はかつおだしだ!」

「このスープは黄色いから人参かかぼちゃが入っている?」

みんないつもの給食との違いを見つけたり味わうようになりました!

 

大人でも味わって食事をしていない人もいると思います。

特に忙しい時は、さっさと食事は済ませて家事をしたり、仕事をしたり。。。

 

 

子どもたちでもこの数分の味見当番でしっかり味わって食べるようになりました。

クラスのみんなに自分で献立を伝えて

給食の時間になると「味見当番で今日はこれを食べたよ!」という話になったり

ただ食べていただけの給食も少し変わってきました。

しっかり味わって給食も残さず食べたり、身体だけではない子どもたちの成長が見れるのも嬉しかったです。

 

食事って楽しみながら食べたほうがおいしく感じます。

それは子どもも大人も同じだと思います。

食は生きている間ずっと関わるものです。

食に興味を持つと毎日のご飯も外食に行くときも楽しくなります。

旅行に行った時もその土地の特産品や郷土料理を楽しめます。

 

同じ日本の中でも沖縄の市場に行くと見慣れない魚が多いですよね。

ハワイでパパイヤを買ってホテルのキッチンで調理した時もすごく楽しかったです。

こうやってその土地で料理するのも食育になります。

現地の人に「パパイヤ買ったよ!」て話をすると

「ハワイの人はパパイヤをわざわざ買わないよ!その辺にたくさんあるから!」と教えてくれたときはびっくりしました。

そんな会話でもその国の人柄、特産品や気候などいろいろ知ることができます。

 

香港はアジアで飲茶もあるけど、イギリスの植民地だったからアフタヌーンティーが盛んであったり

日本だとスイカやメロンは甘いのが好まれるけど、アメリカだと甘みが少なくあっさりしていたり。

 

本当に「食」ってどこにいても関わるものです。

これから味覚の発達する子どもの時にいろいろな味を食べさせたほうが好き嫌いも少なくなります。

子どもだけでも大人だけでもなく、家族みんなで食に興味を持つと楽しいことがもっと増える気がします。

まずは食に興味を持って楽しんでほしいです。

 

今日は長くなったので具体的な味覚のお話はまた今度^_^

今日もお読みいただきありがとうございました♪

 

 

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