3月ももうすぐ終わりです。
もうすぐ新年度になろうとしている3月27日は「桜の日」だそうです。
この写真は3週間くらい前に東京ディズニーシーで撮った桜です。
その頃はもう葉桜でした。
東京もこの1週間が桜の見頃になりそうですね^_^
昔の人々は桜の咲き具合から稲のでき具合を占っていた!?
日本には、ヤマザクラ、オオヤマザクラ、カスミザクラ、オオシマザクラ、マメザクラ、エドヒガン、チョウジザクラ、ミヤマザクラ、ミネザクラの9種類の桜が自生していて
変種や園芸種も合わせると300種以上にも及ぶと言われています。
日本各地にある桜の名所の桜はソメイヨシノです。
このソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンの交配種だそうです。
始めからソメイヨシノではなかったんですね(・.・;)!!
知らなかったです。
桜は農耕の神の田神(さがみ)がいらっしゃる場所「座(くら)」を表し
里に下りてきた神様の居場所示すものと言われています。
昔の人々は桜の咲き具合から稲のでき具合を占い
満開が長く続くと豊作
散り方が早いと不作
とその年の農業の豊凶を占いました。
この桜の咲き具合を見て、宴を開き神様に捧げた名残が今日のお花見になったそうです。
食にも関係の深い桜
桜の花は鑑賞するだけではなく
咲きかけの八重桜の房を塩と梅酢に半年ほど漬け、「花開く」という縁起の良さからお祝のときの「桜湯」にしたり
椀種やおこわ、おすしの具に使ったり、お菓子の飾りや風味付けに使われています。
花を塩と梅酢で漬けると、花の苦味や摘みたてのときの青臭さがマスキングされ香りが引き出されます。
最近は目にする機会も多くなった食用花のエディブルフラワーですが、桜はまさに菊とともに日本を代表するエディブルフラワーなのです。
花の部分だけではなく葉の部分も料理に使われていますね!
オオシマザクラの葉を約半年間塩漬けして、白身魚を包んで蒸す「桜蒸し」やお餅を包んだ「桜もち」などがあります。
そういえば「桜もち」も関東と関西で違いますね!
地方によっていろいろな違いがあるからおもしろい^_^
「桜」がつく食べ物もいくつかありますね!
桜の咲く時期に獲れるアユのことを「桜魚」と言ったり
この時期に脂がのっておいしいとされ、ピンク色であることもあり春の真鯛は「桜鯛」と呼ばれます。
他にも馬肉は桜の色に似ている等のことから「桜肉」と言ったり
静岡県富士川河口の駿河湾・東京湾・相模湾だけで獲れる小型のエビを「桜えび」と呼びます。
春を感じる桜ですが、こうしてみてみると食にもつながりが多いですね^_^
今年はお花見の予定はありますか?
ちょっと桜のことがわかっていると、桜を見た時に今までと違う見方ができそうですね!