6月4日は虫歯予防デー
写真は、少し前に食べに行ったホテルのビュッフェです。
虫歯予防デーにあう写真がなかったので、おいしかったごはんを^_^
景色がいいところなのに曇り空で残念でしたが、その場で揚げてくれる串揚げはおいしかったです!
そして今年も来ました。
6月は「虫歯予防デー」
保育園で働いているときに給食便りとして毎月保護者の方へのプリントを作るのですが
6月のテーマは毎年「虫歯予防デー」だった気がします(^^)
虫歯予防は大切ですよね。
大人も子どもも関係なく歯は大切なものです。
歯も健康じゃないとごはんもおいしく食べられないし。
今日はその虫歯についてのお話です。
虫歯予防デーの由来
どうして6月4日が虫歯予防デーかというと
む(6)し(4)の語呂合わせから6月4日が虫歯予防デーとなりました。
いろいろな記念日見ていくとこういう語呂合わせが多いですね^^
虫歯とは
虫歯は、ミュータンス連鎖球菌(ストレプトコッカス・ミュータンス)が口腔内に増殖し
糖分、特に砂糖(ショ糖)をとることによって歯の表面に付着して歯垢(プラーク)を形成します。
プラーク内のPHが5.6以下になるとエナメル質の脱灰が起こり、虫歯が発生します。
しかし、唾液が十分に分泌されていると中和され、食べかすや細菌を洗い流してくれます。
食事の後歯を磨き、口の中をきれいにすることが虫歯予防のポイントです。
小さい子がミルクを飲みながら、また飲んですぐ寝てしまったりすると虫歯の原因にもなります。
小さい子には、大人が歯をガーゼなどでふいてあげたり、水を口に含ませてうがいさせましょう。
保育園で保護者の方と夜中のミルクの話をしたときは、夜中にミルクを飲んだ後は水で口を洗い流してということはいつも伝えていました。
虫歯予防も毎日の積み重ねですね。
歯磨きは昔から行われていた
歯磨きは紀元前3000年のエジプトではすでに行われていました。
中国でも木の端をかんだものを使っていたようですが、15世紀には今の歯ブラシのような形になっていました。
そして17世紀になってヨーロッパに伝わります。
日本へは、仏教伝来とともに平安時代に伝わりました。
鎌倉時代になり、道元禅師が正しい洗顔や歯磨きは仏法の精神に通じるとして歯磨きを提唱しました。
江戸時代には焼き塩やきめの細かい土に味や香りをつけたものと楊枝を使って、一般庶民も歯の手入れをするようになりました。
歯ブラシという言葉は1890年(明治23年)の第3回内国勧業博覧会に「歯刷毛」という名前で出品されたものが始まりとされています。
妊娠期間中には虫歯にも注意
虫歯の原因のミュータンス連鎖球菌は生後19~31ヶ月の間に集中して保有者が出現してくることが報告されています。
その多くは母親の唾液を介して子どもに感染するといわれています。
母親に限らず、大人もミュータンス連鎖球菌を減らす努力をしたり、
食事のときに自分が使ったお箸やスプーンで子どもに食事を与えないようにすることもミュータンス連鎖球菌の感染予防になります。
妊娠初期にはつわりを経験する人もいますが、食べ物の摂り方が不規則になったり、偏食やホルモンのバランスの変化などで唾液の質や量にも影響が出て虫歯になりやすくなります。
また、歯ブラシを口に入れると気分悪くなったりして十分に歯を磨けないことがあります。
そのため妊娠期には虫歯になることが多いので、妊娠中や出産後はできるだけ口の中を清潔にするよう注意することが大切です。
体全体が健康で体力があると細菌に対しての抵抗力が上がるため虫歯はできにくくなります。
日頃から食事を規則正しくとり、十分な睡眠、適度な運動により体力を充実させておくことが虫歯予防の基本です。
虫歯になると噛み合わせにも影響が出てきます。
このため、特に子どもや高齢者は食べ物をよく噛まずに飲み込んで消化不良を起こしたり、偏食や食欲不振の原因にもなります。
乳歯から永久歯に生えかわる時期はもっとも虫歯になりやすいといわれています。
乳歯のうちから虫歯予防をし、一生自分の歯で健康な食生活が送れるようにしたいですね。
参考文献:子どもに伝えたい 食育歳時記
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