先日久しぶりにくずきりを食べました^_^
春らしく桜の寒天が上にのっていてかわいかったです♡
季節を感じられる盛り付けとか食べ方好きだな♡
今日は「味わう」ということについてまとめたいと思います。
最近しっかり味わって食べたものはありますか?
食べ物の味は食品に含まれる成分に影響されますが
味わうということは、甘味・酸味・塩味・苦味・旨味などの呈味成分である味覚をベースに
においと味といった化学的要因や
硬さ、味、温度などの物理的要因
色彩、音などの心理的要因が相互に絡み合って生じるものです。
同じ食べ物や飲み物でも大人と子どものおいしさ温度は違います。
乳幼児期はいろいろなものを食べて味を思えていく時期です。
甘味・塩味・旨味は早く覚える味です。
子どもの発達の視点で味覚の学習やおいしさを味わえる感性を育てたいですね。
五感を使っておいしく味わう【におい】
嗅覚・においで感じる食環境も大切です。
美味しそうなにおいがするとお腹が空いてきたり、その料理を思い浮かべたりしますよね?
こうして起こる食欲は、摂食中枢の細胞の中のブドウ糖感受性ニューロンが活発に活動して脳に刺激を与えて起こる食欲です。
特に、味とにおいに対しては、外部の状況から脳にもたらされて情報の中でもブドウ糖感受性ニューロンが強く反応し、盛んに働くことがわかってきました。
しかし、子どもの脳はまだ発達段階でいろいろなにおいが快・不快の情緒に結びつき、食欲を失ってしまうこともあります。
おいしそうなにおい
懐かしいにおい
大好きな料理のにおい
子どもの時から大切に育てていきたいですね。
においの食欲への影響としては
・食材のにおい
・香辛料の効果
・料理のにおい
があります。
食材のにおいは、果物の甘い香りやお肉やお魚の生臭いにおいがあります。
特に幼児期前半の子どもはにおいに不満だったり不慣れだと食べないことがあるのでにおいの強い食材は香辛料などで上手に臭いを消す工夫が必要です。
食欲を刺激する食べ物の風味は、加熱調理によって促進されにおいが強くなる場合が多いのですが
長時間加熱を続けると風味は空気中に拡散し、消失することがほとんどです。
しかし、カレーの煮込んでいるにおいや焼きたてのパンや甘いケーキのにおいなどの料理のにおいは、香ばしいにおいや食欲をそそるにおいとなって感知され、好ましいにおいとして残ります。
子どもの鼻腔は大人より狭くにおいを感じないでいることが多いようです。
においがわからなくなると味覚も育たないので、出来上がった料理をにおいでも味わうということを始めることも大切だと思います。
いきなり苦手な子が多いピーマンのにおいをかぐのではなく、りんごのにおいをかいでみるとか
食育ってそんなに難しいことではなく簡単にできることから始めたいですね。
*イベント開催します*