寒い時期には味噌作りがおすすめです!

自分で作ったお味噌だといつものお味噌汁がもっとおいしくなるはず!

今回は青大豆でお味噌を作りました。

 

 

【材料】

1L容量 1個分

・大豆 300g   ・米麹(今回は乾燥麹を使いました) 300g   ・60℃のお湯 110㏄

・塩 150g   ・種汁(大豆の煮汁) 60㏄(様子を見ながら調整してください)

 

【作り方】

1.大豆を一晩水につける

大豆を水洗いして、4倍量以上の水に一晩つけます。

大豆は水分を含んで大きくなるので、大きめのお鍋やボールで浸水させてください。

浸水開始時の青大豆

浸水させたばかりの青大豆は、表面もしわしわで小さいです。

 

それが一晩浸水させると、表面のしわもなくなりました。

一晩浸水後の青大豆

 

比べるとこんなに違います!

左が浸水後の青大豆  右が浸水前の青大豆

形も色も変わっていますね!

浸水させない大豆を少し残しておくと、こうして見比べられます。

大人が見ても「ふ~ん」で終わる反応が、子どもたちが見ると楽しい反応が返ってきます(^^)

ここから、他にはどんな物を浸水させると大きくなるのか、形が変わるのか子どもと一緒に考えたり実験してみるのもおもしろいです!!

 

2.浸水した大豆を煮る

最初は強火で煮て、沸騰したら弱火にして約4時間煮ます。

途中さし水をしながら大豆が指でつぶれるくらいまで煮ます。

 

3.大豆を潰す

子どもと作るときは、手でギュッと潰してもいいです。

大豆が熱いうちに潰さないといけないのですが、手で潰せるくらいの熱さまで冷ましてやけどに注意してください。

フードプロセッサーを使っても大丈夫です。

この時にしっかり潰していないと、大豆の形がそのまま残るお味噌ができます。

それも後から思い出になるので楽しいですが^_^

 

 

4.③と塩きり麹を混ぜ合わせる

塩きり糀は麹をよくほぐして、塩と混ぜ合わせたものです。

乾燥糀を使う場合は沸騰させたお湯を60℃まで冷まし、糀300gに60℃のお湯を110㏄加えてなじませます。

生麹の場合はそのまま塩と混ぜ合わせます。

この塩きり糀と③の潰した大豆を混ぜ合わせます。

大豆の煮汁を加えながら耳たぶくらいの柔らかさになるように混ぜます。

 

 

5.容器に味噌を詰める

容器は熱湯消毒やアルコール消毒をしてください。

味噌を詰めるときは、テニスボールくらいの大きさに丸めて容器の端から順番に空気が入らないように詰めていきます。

 

詰め終わったら、押して空気を抜いていき、ラップをかけて蓋をします。

あとは容器を綺麗な袋にいれて、冷暗所で半年以上寝かせます。

 

【お味噌が出来上がるまでは】

たまにお味噌の様子を見てください。

表面にカビが生えていることがあったら、取り除いて、その部分に塩をふりかけてください。

 

【味噌作りの時の注意点】

衛生面には気をつけましょう!!

手は綺麗に洗って、家にアルコール消毒などがあれば手もアルコール消毒してください。

作業するテーブルや調理器具も綺麗なものを使ってください。